不昧公ゆかりの茶室 「観月庵」

□松江市指定文化財 不昧公ゆかりの茶室 観月庵






観月庵(かんげつあん)は享和元年(1801年)に建てられた細川三斎流の茶室。大名茶人 第7代藩主、松平不昧公もたびたび訪れたといわれています。

また、明治時代この松江で暮らしていた小泉八雲も、ここでお茶の手ほどきを受けたことがあるそうです。

境内の美しい庭園を望みながら飛び石伝いに庭を歩いていくと、「腰掛待合」に着きます。観月庵と共に市の文化財に指定されているもので、天井には宍道湖のシジミ漁に使われていた舟板が利用されています。



庵のにじり口を入ると、二畳隅炉の本席が。東側には天井まで開いた大きな窓があり、腰なし障子2枚が建っています。不昧公は、床前に座し、障子を開けたこの窓から東の空に昇る月を眺めるのが好きだったとか。
また、庭には心字池があり、その池に映り込んだ“もう一つの名月”を望むことも。不自然なほど大きな窓だからこそ、月と庭が醸し出す情緒をより深い味わいで感じることができるというわけなのです。

音もなく昇る月、月明かりに照らされた庭、耳に優しく響く葉音や虫の声……。不昧公も感じたであろうそんな風情と共に味わってみてはいかが?


○拝観時間及び拝観料の御案内


※悪天候・行事等により拝観時間の変更やお休みをいただく場合がありますので予めご了承ください。
※季節によりお菓子は異なります。  
※冬季1、2月の拝観は要予約

  (学校単位での拝観は、事前の連絡をお願いします。)