2018年9月8日

【高志塾の速読紹介】vol.6

"解く"力
前回は、速く"読む"ことに必要とされる、3つの力についてご紹介しました。
→【高志塾の速読紹介】vol.5はこちら!
今回は正確に問題を"解く"ことに必要とされる、3つの力をご紹介します。


・言語力
いまの世の中にはたくさんの「言語力」が存在します。
日本語、英語、中国語、スペイン語、、、色々な言葉を上手に使える力、
色々な難しい言葉を知っていて、それらの意味を解説できる力、
これらもきっと、「言語力」です。(「語学力」「語彙力」なんて言い方もありますが、、)
この記事でご紹介したい「言語力」とは、「自分の言葉を使って、自分の頭の中を説明できる力」です。
自分が考えていることや覚えていることって、頭の中では意外と、文字ではなく、ぼんやりモヤモヤした“概念的な何か”であることが多くないですか?
その“何か”に“言語”という枠組みを与えてあげて、人から見ても、自分から見てもわかりやすくしてあげる力が言語力です。
『速読』では、文章を読んだら読みっぱなし、ではなく、その文章に関する問題を解くこととなります。
普段の何倍ものスピードで、たくさんの情報を“読み終えた”段階では、文章の内容の多くはきっと、ぼんやりとしたまま、頭に残っています。
それを問題を解くための“武器”にするべく、“ぼんやり”を自分の“言葉”に変換してあげることが、『速読』では求められます。

・補完力
「補完」とは、足りない部分を補って完全なものにすることですね。
『速読』において、一度読んだ文章を一言一句違わずに覚えておくことは不可能です。(少なくとも僕は、、、)
そんな時に活躍するのが「補完力」です。
文章の内容を思い出す時、自分の記憶がある部分/ない部分が生まれます。
そんな時には、記憶がある前後の部分の内容を元に、記憶のない部分を補完することで、解答のスピード・正確性を向上させることができます。
忘れてしまった!という場合以外にも、そもそも文章には書かれていないことを読み取る、所謂「行間を読む」場合に必要なのも「補完力」ですね。
前述の「想像力」と少し似ていますが、
想像力は“手元にある情報”から、その“先”を推察するのに対して、
補完力は“前後の文脈”から、抜けてしまった“穴”を推察する点で異なります。
この力は『速読』以外にも、英語の穴埋め問題や、早口な人の話を聞き逃してしまった時、役に立ちますね!笑

・構成力
ここでは、「いろいろな“要素”を組み合わせて、“全体”を作り上げる力」の意味で用います。
抽象的でわかりづらいですね。
文章から読み取った事柄は、(もちろん整理されているに越したことはないのですが)多くの場合、
バラバラに頭に入っています。
それらバラバラに散らばった“要素”を仲間分けして、順序立てて整列し、“全体”を作りあげるのが、「構成」です。
『速読』においては、問題に回答する際に、文章のどの部分について問われているのか、を見抜くことが要求されるほか、
文章中の要素それぞれの関係性や、全体の成り立ちを理解しているかが問われます。まさに「構成力」のトレーニングですね。
また、この記事においては「構成力」は前述の「要約力」と裏表の関係になります。
“全体”を整理・分解して“要素”を取り出す「要約力」
“要素”を分析・整列して“全体”を作り出す「構成力」
この2つの力がある人はきっと、日常生活においても話し上手・聞き上手なはずです。

以上で、計4回に渡ってご紹介させて頂きました、「僕が考える8つの力」シリーズは完結です!
長々とお読み頂きました方々、ありがとうございました。

ここでは僕が思う"速読力"についてのお話をさせて頂きましたが、速読に取り組むことによって感じること、身につく力、そしてその役立て方は十人十色だと思います。
ぜひ、自ら速読に触れて、効果を実感してみてください^^

(文章:個別コース講師 佐藤)

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