群馬テレビ特別報道番組「日本外交への提言」
(平成21年10月17日放送)より抜粋・加筆

クラスター弾は、軍事的には効果がありますが、たくさんの不発弾が残り、戦争が終わった後、何年たっても罪もない子どもたちや市民が被爆をして悲惨な目に遭います。後世に対する大きな罪です。「それではいけない」ということで、2008年12月に条約に署名をしました。  地雷除去も同じように大事なことで、10年ぐらい前から個人的にも地雷除去を支援してきました。カンボジアやタイの国境の地雷のたくさんあるところなどに自分自身も行って、除去活動を視察したりしました。世界中に何億発あるか分かりません。完全な除去は難しいことですが、各国が協力してやっていかねばなりません。