群馬テレビ特別報道番組「日本外交への提言」
(平成21年10月17日放送)より抜粋・加筆

オバマ大統領は2009年4月にプラハで核の演説をしましたけれども、私は1月の通常国会の冒頭の「外交演説」で、核軍縮の必要性について演説しました。  そして4月のオバマ大統領の演説直後に、私がずっと構想を温めていた、「核軍縮のための11の指標」を、「ゼロへの挑戦」と名付けて発表しました。具体的に、「核を持っている国はどうすべきか」、「国際社会はどうすべきか」、あるいは「原子力の平和利用をどうしていくか」というふうに、具体的な11の提案をしたものです。各国からも高く評価されました。  核軍縮は進めなければならないのですが、一方で現実の軍事情勢、日本の周りを見て冷静に判断すると、いわゆる「核の傘」、核の抑止力というものも否定できません。  そういう難しさはありますが、国際的な核軍縮の気運は高まっていますから、このチャンスを逃がしてはいけません。世界中が真剣に考えなければならないと思います。日本も先頭に立って行動する必要があります。