市発表の客観資料です。これに対して私(朝倉)がどのように意見を言っていくかは検討中です。ご意見あればお聞かせください。


○は新規事業   
●は継続事業
(数字は簡略化したものです)


○「東京湾北部地震」を想定地震に加え地区別防災カルテを作成(約700万)

地域防災計画の見直しの一環として、本市における被害規模が大きく、多大な影響を及ぼすとされている「東京湾北部地震」を想定地震に加えた被害想定調査を実施したうえで、地区別防災カルテを作成し、減災対策において活用します。また、身近な地域単位での防災情報を整理することで、市民の防災意識の向上を図っていきます。
※地区別防災カルテ・・・大規模地震や台風等の風水害が発生した際の、市域の災害危険性分布等を地区ごとにまとめたもの


○災害時要援護者台帳を作成(約1400万)    
 
大規模な災害発生時において、もっとも被害を受けやすい高齢者や障害者等の要援護者の支援に向けて、援護を必要とする人を把握するため、災害時要援護者台帳を整備します。

●防災リーダーを育成(約100万)

地震等による災害の被害を最小限に抑えるため、地域での防災活動のリーダーを育成するとともに、自主防災組織を強化することで地域の防災力を充実させます。また、災害時に市職員が的確に対応できる知識や技能などを身に付けるため、計画的に防災士資格を取得します。
※22年度防災士資格取得予定者 10人


●公共建築物の耐震化を促進(約1700万)

市内の公共施設を利用する市民の安全と、災害時の拠点施設としての機能を確保するために、市有建築物の耐震化整備プログラムに基づき、21年度から順次耐震診断を実施しています。22年度は、中央老人センター、北総育成園、夏見母子ホーム、児童ホーム6施設で診断を実施します。
既に診断を行った施設のうち、特に、構造耐震指標・Is値が低い小学校や保育園については、校舎、園舎の立て替えを含め対応を図ります。(別掲)


●御滝中学校内に耐震性貯水槽を整備(約1700万)

大規模な災害に備え、避難所として指定されている御滝中学校内に耐震性貯水槽(100立方メートル)を整備します。
※耐震性貯水槽の整備状況   市内31か所


○下水道幹線管渠等の地震対策の実施と長寿命化計画の策定(1,3億)

国の下水道総合地震対策事業に基づき、地震時に下水道が最低限の機能を確保するための、施設の耐震対策を進めます。22年度から市の地域防災計画に位置づけられた緊急輸送路の機能確保を目的とした、下水管の更正やマンホールの浮上防止対策などの工事に着手します(8000万円)。
また、耐震化等も考慮した「長寿命化対策」を含めた計画的な改築を推進する事業制度が、新たに国で創設されたことから、25年度からの事業実施に向けた、長寿命化計画を策定するために、22年度は計画策定に必要な予備調査と基本方針を策定します(5000万円)。

●消防車両の更新と消防救急無線をデジタル化に(約2億)

消防・救急体制の充実を図るため、老朽化した消防車両等の更新を行います(約2億)。また、消防救急無線を現在のアナログ方式から、高度利用可能なデジタル方式への移行に向けて、千葉県市町村総合事務組合が行う広域的な整備に対して負担していきます(490万円)。
※更新する車両
   支援車、はしご付消防ポンプ自動車、査察車、小型動力ポンプ付積載車

○安全で安心できるまちへ防犯カメラの設置に補助(約500万)

市民の自主的な防犯活動により、市内の防罪発生件数は減少傾向にありますが、その中で増加しているひったくりや自転車盗の発生を抑止するため、自主防犯活動を補完する目的で防犯カメラを設置する町会・自治会等に設置費用の一部を補助します(400万円)
また、駐輪場内での自転車盗難の防止と利用者の安全確保のため、西船橋駅第10自転車等駐車場に防犯カメラを設置します。
※防犯カメラの設置費補助→補助率50パーセントで200万円を上限