市発表の客観資料です。これに対して私(朝倉)がどのように意見を言っていくかは検討中です。ご意見あればお聞かせください。


○は新規事業   
●は継続事業
(数字は簡略化したものです)

○スクラッチカードの発行事業費の一部を補助(約2000万)

船橋市商店会連合会が発行する「スクラッチカード」の景品代と発行経費の一部を補助します。買い物1000円につき一枚カードを渡し、市内商店街で利用可能な商品券と景品をプレゼントすることで、消費者の消費意欲を地元の商店街に向けさせるとともに地域経済の活性化を図ります。
※スクラッチカード
・発行枚数 60万枚
・当選者はその場で商品券(1000円×1万本、500円×1万本)を受け取る
   ・ダブルチャンスとして総額300万円の景品が100本
   ・船橋市内約1200店舗で実施予定


●中小企業者の資金調達のために融資資金の原資を増額(30億)

中小企業者が運転・設備資金を低利で調達しやすくするために、その融資資金の原資を5億8000万円増額して金融機関に預託します。


●中小企業者の緊急経営対策として受注機会の拡大や信用保証料補給を引き続き実施(約9000万)

現在の深刻化した経済情勢を受け、市内の中小企業者を対象とした緊急経営支援策として、引き続き公共施設の小規模修繕を実施し、受注機会の拡大を図ります(5000万円)。また、特定中小企業者対策資金(保証料率0.8パーセント)の融資を受けた中小企業者に対し、信用保証料の一年相当額の補給を22年度も行います(4000万円)。
※緊急中小企業経営対策費⇒5000万円
21年度見込み  件数 268件  金額 4981万円
※緊急中小企業融資信用保証料補給金⇒4000万円
21年度見込み  件数 756件  金額 約4000万円
※通常の保証料補給は、県信用保証協会が定めた保証料率が1.35%を超えた場合にその率から1・35%を差し引いて算出した額を支給


●商店街の活性化に支援(約1000万)

活気ある商店街を形成するため、商店街が行う街路灯設置事業や空き店舗対策、活性化のためのイベントなどにかかる経費の一部を助成します。


●県の基金を活用した緊急雇用創出事業を実施(約2,7億)

千葉県の基金事業補助金を活用した緊急雇用創出事業を実施し、新規雇用の機会を提供します。


○商店街の環境調査と工業用地の土地利用状況調査を実施(約2000万)

今後の商店会の活性化施策を策定するため、市内63商店会の環境や市内小売店舗3500店舗の販売品目の構成、空き店舗、交通量、景観等の実態を調査します(1027万円)。また、工業振興を図るための資料として、工業系の土地利用状況や市内製造業の実態を調査し、遊休地、企業の立地動向や住宅系用途への転用状況等を把握します(902万円)。

○ニート・フリーターの実態を調査(約700万)

ニートやフリーターといわれる無就業状態の若者の現状と潜在数を把握するため、実態調査等を実施します。


○梨の生産の安定と地域ブランド化に向けて(約1300万)

梨の生産過程で発生する剪定枝の処理費用の一部を補助することで、生産農家の安定した経営を支援するとともに、ふなばしの特産品である梨の生産の安定化を図っていきます(1181万円)。
また、「船橋のなし」のブランド化に向けて、船橋産農産物の知名度を高めるとともに、地域ブランドの推進を図るため、数寄屋橋公園で梨の無料配布などを行うとともに、有楽町の「ふるさと情報プラザ」において梨などの農産物や名産品の展示販売を実施し、広く全国にPRしていきます。(105万円)。
※なし生産農家⇒138戸、栽培面積⇒183ヘクタール

○農産物直売所の設置を支援(約400万)

農産業の所得向上、農産物の付加価値化、地産地消の拠点として、また、直接販売による流通コストの削減や農産物の安定的な供給などを図る目的で、農業協同組合等が進める農産物直売所設置計画事業を支援していきます。設置場所は、豊富地区と西船地区の2か所。22年度は、事業を推進するための設置運営協議会を農業共同組合、農業者団体、市が主体となって設置します。

○耕畜の連携を促進する施設を整備(約200万)

畜産農家の経営の安定化を図るため、馬込地区の畜産農家と耕種農家によって設立する予定の堆肥利用組合が整備する堆肥乾燥用ハウス施設に対して、千葉県と協調して補助します。これにより、家畜排せつ物の適正利用を促進するとともに、畜産・耕種農家との連携・振興を図ります。
※市補助額40万円(県・事業費の5分の2、市:事業費の10分の1)


○森林ボランティアの活動を支援(約90万)

 市内に残された貴重な森林の保護や整備を行っている森林ボランティアを支援するため、整備などに必要な資機材を貸し出す制度を新たに創設します。ボランティア団体の負担を軽減することで、活動の活性化と自然環境の維持保全を図り、森林と人との共生を目指します。


○船橋ブランドの確立に向けて(30万円)

地域ブランドの推進により、船橋の都市イメージや都市ブランド力が広くアピールでき、地域経済の活性化につながります。こうした資源を効果的に活用するための組織として、(仮称)ブランド協議会を立ち上げるために、専門家を招いて農業・商工関係者と意見交換会を行います。また、朝市の開催などに向けた準備も進めます。
※「船橋ブランドの確立」「朝市の開催」は、21年度の市役所の政策実現研修において、市若手職員が提案し採用された政策の一つ