(先週は都合により配信できずすみません)

民主党政権幹部は残念ながら、原子力ムラの代弁者となったようです。しかしながら、国民の運動や関西の自治体首長の反対の中で、大飯原発再稼働は当面阻止され、ついに5月5日、北海道の泊原発の停止で、国内の全原発が停止します。
 今後再稼働させず、このまま原発を廃炉にもっていけるように国民の世論を高めていきたいと思います。

 さて4月19日、再稼働反対の国会議員と市民の集いに参加してきました。俳優の山本太郎さんも来ていました。
 その後、「大地を守る会」藤田代表から「緑のこいのぼり」運動の説明がありました。





 全原発が止まる5月5日は子どもの日。子どもたちにこれ以上の放射性廃棄物を残さないように止めることが子孫へのツケを増やさない第一歩です。その決意を込めて、各家庭で緑の鯉のぼりを掲げようという提唱です。
 この発案は歌手の加藤登紀子さんです。
ちなみに、加藤登紀子さんは私が寮委員長をつとめさせていただいた東大駒場寮に学生時代出入りをしていて、愛着を持ってくれてました。私が寮委員長だった1984年5月5日、You「青春プレイバック」というTV番組で、登紀子さんが駒場寮を訪問されたとき、寮委員長として応対し、TVに移ったのを思い出します。
 その丁度10年後の1994年5月5日は、駒場寮廃寮反対の願いも込めて、駒場寮食堂で結婚披露宴をしたのですが、その際にも登紀子さんからメッセージをいただきました。
 5月5日は個人的にも感慨深い日です。その日に全原発停止の第一歩が踏み出されることをうれしく思います。
 そして再稼働を許さずに、夏を乗り切り、「原子力ムラ」の最後のウソ「原発なしに夏を乗り切れない」を突き崩し、もうこれ以上子孫にツケを回す原発は動かせないようにさせたく思います。