メルマガ「週刊ふなばし私信」163で2014年2月17日朝7時に発信した内容です。


おはようございます。
まず、山梨県など雪害でなくなられた方のご冥福をお祈りするとともに、雪害の中で孤立状態にある多くの方々への救援が進むことを祈念します。

 オリンピックで日本全体が浮かれる中、山梨県・群馬県・長野県・静岡県・埼玉県などで起きた雪害での集落孤立や車や電車への閉じ込め災害、私もはずかしながら15日(土)夕方まではその深刻性の認識が甘く情報発信をしませんでした。
 しかし、15日(土)夜からその深刻さを主にツイッターで認識することとなり、情報のリツイート(災害当事者や救援者が発信する避難所などの情報をツイッター上で再び拡散すること)を行うようにしております。
 SNSではFBとツイッターを使っていますが、FBは「日常の延長」であるのに対し、ツイッターは「非常事態」の情報が共有されつつあります。
そもそもツイッターが140字で日常生活の食事などの出来事を「つぶやく」ツールとして出発しましたが、3年前の311の震災や原発事故の際は災害情報や、政府が秘匿した放射性物質拡散情報を共有・拡散するツールとなりました。
 首都圏放射性物質の情報共有や対策はツイッターなしに考えられなかった状況です。私もその一翼を担いました。
 2年半経てその状況はおちつき、ここ半年、私のツイッターでは市議会の情報などは流しつつも、半分はふなっしーファン(梨友)の方々とふなっしーの情報を語り合う「軽いツール」に戻っていました。
 ところが、今回の事態を経て、昨日2月16日からは山梨県を中心とする災害情報共有のツールとして働いています。
 災害対応情報共有は圧倒的にツイッターが強い。ぜひまだ、未開設の方も、日常的には眠らせてもいいので、災害対応の時のためにアカウントを持つことをお勧めします。
 FBと異なり匿名でよいことは、無責任な発言も許される問題点もあります。ただ、そのマイナス面を考慮した上でも、災害時はプラス面のほうが大きい。「匿名性」の気楽な性質が利用者を増やし、災害情報共有のすそ野を広げていると感じます。
(誤った情報に対しても、それを否定する情報もすぐに出され、相対化して考えることができる点もいい点です)

私のアカウントは@asakuramikiharuです。

★2月16日の首相の無策と、ふなっしーの情報共有
 私も15日(土)夕方までは認識が甘かったのでほめられたものではありませんが、少なくとも15日(土)夜からは非常事態を認識していました。
 一方、首相や官邸の災害情報が昨日16日(日)時点で動かなかったことは残念に思います。一方、私がツイッターで相互フォローさせていただいているふなっしーは、いつもの「軽いのり」の会話発信とともに、災害情報の共有に動いています。心強いことです。(このこと自体もツイッターで知りました)

災害情報の共有と、救援が一刻も早く進むことを祈念します。
 




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