↓船橋市高瀬下水処理場の土手でみつけたツクシ(土筆)
 回りに緑のスギナ(杉菜)もある



ツクシは古くはツクヅクシと呼ばれました。

源氏物語に「早蕨(さわらび)の巻」では「蕨つくづくし をかしき籠に入れて」と春の山菜とりの様子が表現されています。

語源としては、いろいろな説があり、
・土から突き出た様子から「突く」から来た説
・子どもの遊びで、節の部分を抜いてつないでどこをつないだが当てる遊びがあり、「継ぐ」から来たという説

もありますが、
スギナにくっついて出てくることから「付く子」となった説が有力なようです。

なお漢字の「土筆」はその形が筆に似ているからで、言い得て妙ですね。

ちなみに、若者の人気のドラマ「花より男子」のヒロインが「牧野つくし」(井上真央)。「私は踏まれても立ち上がる雑草」というセリフが有名ですね。