↓船橋沖・三番瀬、船上から海原を見る(2010年7月23日)



皆さん。夏は海に行かれましたか?
「うみ」の語源については諸説あるのですが、ウに海の意味があり、それに水を示す「ミ」がついたという説も有力です。「ミ」は単に接尾辞という説もあります。
 ウナバラ(海原)・ウナカミ(海上、海のほとり・海辺)でナは「の」の意味なので、「ウ」が海の意味と考えれば納得できます。
なおウシオ(潮)も「ウ」のシオと考えればよいでしょう。

漢字の「海」(カイ)で、毎(マイ)が音を示す語でカイの音もありました。
「毎」は多くの髪飾りをつけた女性の姿で、頭上がうっとうしい状態をいいます。そのニュアンスから「暗い」という意味があり、
「悔」の意味も出てました。
海は知られざる暗黒の世界という意味であり、中国で「四海」とは四方が海という意味でなく、中国を取り巻く未知の国々という意味です。