★設問 次の歴史的かなづかいを現代かなづかいに改め、ひらがなで書け。
1「思ひて」(2010年)
2「こたへたまひける」(2009年)
3「ゆゑ」(2008年)
4「いへる」(2007年)
5「ねらひよる」(2006年)




(考える)



1「思いて」
2「こたえたまいける」
3「ゆえ」
4「いえる」
5「ねらいよる」

解説
歴史的かなづかいとは古文で使われているかなづかいで「旧かなづかい」ともいう。現代かなづかいに直す方法は主に2つである。

1、語頭以外の「は・ひ・ふ・へ・ほ」は「わ・い・う・え・お」に変える
「まはる」→「まわる」
「おもひて」→「おもいて」
「食ふ」→「食う」
「こたへる」→「こたえる」
「よそほう」→「よそおう」

2、「ゐ・ゑ・を」は「い・え・お」に変える
「ゐ」は「る」とは違うので注意

「ゐる」→「いる」
「ゆゑ」→「ゆえ」
「をかし」→「おかし」

3、「ぢ・づ」は「じ・ず」に変える
「いづれ」→「いずれ」

4、「くわ・ぐわ」は「か・が」に変える
「くわし」→「かし」

5、au,iu,eu,はou・yu・yoと読みそれに相当するひらがなに変える

「まうす(mausu)」→「もうす(mosu)」
「ちうや」(tiuya)→「ちゅうや(昼夜)(tyuya)]
「けふ」→けう(keu)→「今日(kyo)」(法則1と合わせたニ段階変化で考える)