↓3月16日、42年の歴史に幕を閉じた習志野台幼児教室卒室式



卒業・卒業式を示すgraduationと
段階・グラデーション(明暗の移行)を示すgradationは
u1つの有無という微妙なつづりの違いに注意が必要だが、語源は同じでニュアンスは近い。

語源はラテン語のgradus(歩み・過程・度数)でそれから派生した英語は多い。

・grade階級・品質・(がんなどの)進行度
・grade school (学年別性の)小学校
 (primary school、elementary schoolのほうがよく使われる)
・gradate 色を徐々に変える
・gradation 段階・グラデーション(明暗の移行)
・gradient 傾斜・勾配
・gradual なだらかな
・graduate卒業生(名詞)・卒業した(形容詞)・卒業する(動詞)
・graduation卒業・卒業式
・graduated 漸増する・累進的な
・graduated(progressine) taxation 累進課税
(高所得となるほど税率を上昇させる課税。低所得者の税をさげ、高額所得者から税を多くとる所得分配のシステム)

卒業や卒業式は「瞬間」であるが、そのためには「入学→1年→2年→3年→卒業」の段階を徐々に踏んでいることを考えれば、
「段階・なだらか」と「卒業」が同じ語から派生したことがイメージしやすい。

なお「格上げ」を意味する和製英語「グレードアップ」に相当するgrade upという英語はない。
同じ意味でupgradeが使用され、これは上り坂(下り坂はdowngrade)の意味もある。

なお「うれしい」はgladでrでなくl。
I'm glad to see you.(私はあなたに会えてうれしい)
は有名な会話文。