「千葉県公立高等学校入学者選抜学力検査に関し、内容の改善に向けた徹底した公開議論とその公開を求める陳情」

   願意
千葉県公立高等学校入学者選抜学力検査に関し、2011年度以降、以下の点を考慮して改善するように、千葉県に意見書を提出願いたい。

1、2011年2月実施の入学者選抜学力試験については、大学入試センターの試験問題評価委員会が行っているのと同様に、
その問題に対する他者評価を県内教育団体・関係者などに依頼すること。そして、他者評価を踏まえた出題者の自己分析と
今後の作問姿勢を明記した見解双方を2011年度に千葉県HPに公開願いたい。2011年度以降の入学者選抜試験についても、
同様な方向を目指すこと。


2、2011年度以降実施の試験について、過度に低い平均点
(2010年度理科38,8点、2009年度英語40,1点、2009年度社会40,8点)について、中学履修の確認も1つの旨とすべき高校入試において適切かどうか再検討願い、
適度な平均点を目指すように作題の質に再検討をすること

3、得点分布が正規分布でなく、得点25〜30点の受験者得点数が最も多く、高得点側がなだらかに分布する
得点分布グラフとなる試験(2009年度英語、2009年度社会、2010年度英語)については、
その適否・是非に関する見解をHPなどでお示しいただきたい。」

私も賛成討論をし、文教委員会では市民社会ネット・公明党・日本共産党の賛成多数で可決されました。
ただ、本会議ではこの3会派では、過半数(議長を除く49名中25名)に届かない22名なので、文教委員会に所属せず、
態度表明をしていない3人会派が賛成するか否かで 
可決か否決が決まります。14日の本会議採決で過半数で可決され千葉県公立高校入試の改善が行われるきっかけになることを願っています。