私には3月以降の原発事故以降、特に3月15日の原発ベント以来、首都圏汚染を心配する市民の方々の声が多く寄せられた。
 教育委員会として市として、きちんと自主測定をすべきと主張し何度も申し入れてきた。なかなか実施されないので、自らGM(FJ2000)を購入し、自主測定し、ツイッター上に公開してきた。
 またシンチレーションでの本格測定のため、大学時代の友人の研究者に船橋に来ていただき、測定をすることをセッティングした。

 今回、2カ月経過した後、ようやく市が測定の決定をする、また発表については更に遅くなるのは、私から考えると対応が遅いと感じるが実施の方向となったこと自体は前向きな動きとして評価・歓迎したい。
 ただ11か所で果たして市民の不安に答えられるか、更にきめ細かな測定が必要と考える。
 今回、私が企画する5月28日・29日に実施する100か所測定は、その市民の方々の声に一端に答える取り組みである。
 なお市がシンチレーションを購入することをようやく決断したこと自体は評価したいが、今から注文し4カ月後となると9月と推定される。
 私のほうは1カ月前に自主購入を決定予約しているので、8月には入荷できる。
 
市内でGMによる市民の自主測定が行われている。
シンチレーションでの調査は、市の11か所調査と、私企画(測定 慈恵医大アイソトープ助教、箕輪はるかさん)の100か所調査が実施されることになる。

市民が見ることが可能となるデータは以下の流れとなる。

●5月末 私企画の100か所調査
●6月末以降? 市の11か所調査結果(業者による1回測定)
●7月  私企画の追加調査(7月9日)
●8月末 私企画の100か所調査追跡調査

9月以降市がシンチレーションを入荷した上で、それをどう調査・発表に使うのかは未定であるが、せっかく購入するシンチレーションを活用することを求めるとともに、私自身が購入するシンチレーションの自主測定は継続していきたい。