平成23年12月28日

市立小学校の通学路内にある集水桝の清掃について

船橋市ではこれまで、子どもたちの安全安心を第一に考え、小中学校や保育園、幼稚園、公園などの施設について放射線量の低減化に取り組んでまいりました。
市では、放射線から日々登下校する子どもたちを守るため、12月15日より比較的放射線量が高いと思われる北部地区と西部地区(一部)の17校の通学路について、市職員により約7,500カ所の集水桝の放射線量を一斉に測定いたしました。この結果に基づき、1月から低減化対策として本格的に桝の清掃作業に着手します。
今までは、本市の低減化を図る目安は0.3マイクロシーベルト毎時(高さ50cm)でしたが、今後は国が放射性物質汚染対処特措法で定める汚染状況重点地域の指定要件である0.23マイクロシーベルト毎時(高さ50cm)を採用しています。これ以上の放射線量が確認された桝(616カ所)については、桝内の土砂を撤去し、高瀬下水処理場内に仮置きしています。
なお、17校以外の通学路についても、3月末までに土砂等が堆積している集水桝の放射線量の測定及び土砂等の撤去を行いながら、放射線量の低減化を図っていきます。

通学路(54校)総延長:約220キロメートル
通学路の集水桝(道路付帯施設):約22,000カ所