市発表の客観資料です。これに対して私(朝倉)がどのように意見を言っていくかは検討中です。ご意見あればお聞かせください。


○は新規事業   
●は継続事業
(数字は簡略化したものです)


●ドクターカーの更新と
超音波画像診断装置の配備(約3000万)

 市の救命救急医療を支えるドクターカーを老朽化により更新します。
24時間体制で出動時から医師が同乗するドクターカーシステムは、平成5年に全国で初めて導入し、現在でも他の自治体に比べて高い救命率を誇る大きな要因となっています。また、ドクターカーの更新にあわせて、超音波画像診断装置(エコー)を配備します。これは医師が心疾患による心臓の状態や交通事故等の損傷による胸腹部を超音波検査することにより、患者の病態の確定診断が可能となり、救急現場において治療方針の決定ができます。これにより早期に高度な治療が可能となり、更なる救命率の向上が期待できます。
※配備している自治体
  仙台市、新潟市、豊田市、高槻市、神戸市、山口市、北九州市など


●高度化する医療技術に対応する
   医療機器等を整備(約3,5億)

 高度化する医療技術に対応するため、医療センターでは引き続き医療機器等の整備を図ります。また、病院事業管理者を中心として、今月1月にオープンした緩和ケア病棟を含め、より一層の医療サービスの充実と経営の健全化に取り組むとともに、地域医療との連携をさらに深めることで、市民の医療ニーズに応えていきます。
 ※整備する機器   移動型デジタル式汎用X線透視診断装置、低温プラズマ滅菌装置、心臓超音波画像管理システム
身体機能の回復・改善を専門に行い、退院後も住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、20年4月に開院したリハビリテーション病院は、22年度に200床すべてが稼働します。


●新型インフルエンザの
    発生に備え防護用品を整備(約2000万)

 新型インフルエンザの発生に備え、22年度も発生時に救護活動などを行う医療従事者や感染した患者に直接対応する保健所や消防局などの職員が使用する防護用品のほか、患者用のマスク、予防薬等を計画的に整備するのをはじめ、流行状況を勘案しながら、21年度に引き続き新型インフルエンザ相談窓口を開設する予定です。
※22年度整備予算(3か年の2か年目)⇒医療スタッフ分等527万円、
救急隊員分409万円
※整備する防護用品⇒感染防護具(マスク、手袋など)、予防薬、医療材料など


○幼稚園・小学校で

  フッ化物洗口を試行的に実施(約50万)
 小さなころからむし歯の予防に努めることは、将来の医療費削減にもつながることから、生えたての永久歯に予防効果が高いフッ化物洗口を幼稚園や小学校等において22年度から試行的に実施し、全市域での実施に向け検証を行います。
※フッ化物洗口・・・フッ化水溶液を用いてブグブグうがいを行い、歯のエナメル質表面にフッ化物を作用させて、虫歯を予防する方法