60歳 男性 身長163cm 体重67Kg 神戸協同病院より紹介で来院
PSG検査(2007/10/27) AI:35.7 AHI:53.3 最低 SpO2:75%

この結果により、SASと診断され当初シーパップ治療をされておりましたが、装着がたいへんということで歯科的治療を希望し、紹介されて来院されました。
2008/10/10 当クリニックへ初診来院。診断のうえ、マウスピースの型採り。
2008/10/21 マウスピースを口腔内で固定し、技工室にて仕上げ研磨。この日からマウスピースを装着するように指導。
2008/11/15 単身赴任で神戸に在住であるために、関東の自宅にもどられたときに隣の部屋で寝ている奥様にいびきの状態を聞いていただくと、ほとんどしていないとのことでしたので、マウスピースの評価のためのPSG検査をお勧めして受けていただくことになりました。
マウスピース評価のための PSG検査
PSG検査(2008/12/8) AI:0.7 AHI:14.9 最低SpO2:88%
マウスピースを装着していない時と装着した時を比較しますと
AI:35.7→0.7 AHI:53.3→14.9 最低 SpO2:75%→88%

すべてにおいて大きく改善されていましたので、内科の先生とも相談のうえシーハップ治療ではなく今後マウスピースを装着していただくことになりました。患者さんもたいへん喜ばれて治療を終了しました。

この患者さんの測方写真

装着していない時

装着している時
横からの写真で下顎が前方に引き出されているのが判ります。

この患者さんの測方セファロレントゲン写真

装着していない時

装着している時