ビストロ料理紹介⑦

2017年2月16日 at 15:08

こんばんは。 牛込神楽坂ラビチュードの鈴木です。
いつも 気にかけていただいてありがとうございます。
今朝 白い梅の花がきれいに咲いているのを見て、こんなに寒いのにと思いましたが、
バレンタインデーも終わり、いよいよ春が来るな と感じています。

さて、7回目を迎えたビストロ料理紹介シリーズですが、今日の一皿目は
『スープ ド ポワソン』です。
僕は18歳と25歳 で 2度フランスに滞在したことがあるのですが、1度目の18歳の時は
『フランス料理ってどんな料理???』こんな感じでした。
高校を卒業して 小さいころからフランス料理のコックさんをなんとなく目指していた僕ですが、実際にその時点で一度しかフランス料理を食べたことがなく、だったら フランスへ行こう!
みたいな感じで1カ月 ゴールデンウィーク明けのチケット代の安い時期を狙って24時間 ロシア経由で(トランジット 8時間 笑)行ってきました。

バックパッカーで回っているうちに、南仏プロヴァンスにやって来ました。
地球の歩き方片手に良く行ってたな~と思います。
その頃は一人でご飯を食べるのがもったいないと思っていて、現地にいる日本人を毎日片っ端から男女関係なくナンパしてましたね。皆さん 18歳のバックパッカーの坊主の男の子には優しく付き合ってくれましたよ。
そんな中、スイスの星付きホテルの厨房で働いているお兄さんと、一緒に食べたのが
スープ ド ポワソンです。

なんだろー 一言でいうと、東北・北海道の漁師風 スープですかね?
作り方はとにかく 小魚を丸ごと たっぷりの香味野菜と一緒に グツグツ 炊くんです。
プロヴァンスですから、やはり にんにく と トマトは必ず入っていますね。
高級レストランでもブイヤベースとして、コースの中に組み込まれいることが多いですね。

ここでポイント!
『スープ ド ポワソン』 と 『ブイヤベース』 ってどう違うのでしょうか?
細かいこと言うと 色々とこだわりがありそうですが、要は具があるかどうかです。

あと、ここは案外大切だと思うのですが、スープの方には、クルトンやルイユ・チーズが付いてくるところですかね。クルトンにルイユとチーズをのせて スープに落とし、 ふやけたくらいに口にほうばります。 食べるスープですね。
本当に美味しいですよ!!! 
レストランできれいに澄んだスープももちろん好きだけど、ビストロの内蔵丸ごと入れて 癖になって手が止まらないスープも大・大・大好きですね!
*ルイユ  にんにく・じゃがいも・サフラン・唐辛子・・・マヨネーズみたいなペースト