静岡県島田市井口にある調剤と相談の両方を取り扱う総合薬局です。
病院やお医者さんからの処方せんのお薬や服薬指導のほか、漢方薬やサプリメントのご相談、病気のよろず相談をお受けしております。
また、ダイエットやファスティング、禁煙相談やサポート・アドバイス、介護やがん患者さんの総合支援も行っております。

なぜ薬局なのか

~理念『最大よりも最良の薬局たらん』~ 


私が薬剤師を目指したきっかけは、厳密に言うと家業が薬店だったからではありません。

それは2歳の誕生日を過ぎ、およそ一か月ほど経ったある日のこと。40℃台の高熱が一週間ほど続き、気づけば上手く歩けなくなっていました。
幼い頃の記憶なのであいまいですが、無意識のうちに“死”を感じたような気がします。

『このまま熱が下がらなければ、このだるさが抜けなければ、死んじゃうのかな…』

下された診断は急性灰白髄炎(ポリオ)、そこからしばらく病院通いが続きました。
また、以降も体が弱く、しばしば発熱を繰り返しました。

その都度、病で苦しんでいる私の体を楽にしてくれたのが『薬』だったのです。
この頃から、おぼろげながら薬を扱う職業への意識が生まれました。




…そんな中、あるセンセーショナルな薬害事件が起こりますc
そう、『サリドマイド事件』※です。

薬は「薬効」以外に「副作用」もある、所謂“両刃の剣”であることを知らされるのです。
この、「有効性と安全性の確保」こそが薬のプロに求められる使命だと思うようになりました。
それならば、プロを目指して病気で苦しんでいる方への手助けをするんだ!と、確信したのです。

…こうして昭和56年、薬剤師・成岡厚英が誕生したのです。


でも、薬剤師として薬のプロを自負するはずだった私に試練が訪れます。

親しくさせて頂いていた方ががんに罹患されました。抗がん剤の治療と、緩和医療が並行して進められました。

薬剤師として「有効性と安全性の確保」を目指したはずが、がんの勢いに勝てず、無力な一個人になってしまいました。
薬剤師ってなんだろう?人の役に立つってむずかしい! 実際、医療に携わる人とは到底言い難い、無力な人間でしかありませんでした。

もっと寄り添えたら・・・

でも、寄り添うってどうしたらいいのだろう?

心からの接点を見つけること?

体だけでなく、精神的な苦痛にまで配慮できること・・・?

この方との関わりが、人が健康でいることの素晴らしさと意義を教えてくれました。

私は、自分の体と気力の続く限り精進し続ける薬剤師であろうと決意しています。
地域の皆様の健康と幸せを、お薬の世界から守る『健康の番人』として、
あなたの美容と健康を応援し続ける『美容・健康サポーター』として、
豊かで健やかな人生を応援出来ましたら幸いです。





~成岡ファーマシーの歴史~ 


初代が島田市阪本で薬店を開店
二代目(代表の母)が承継
昭和63年法人化
当時の藤沢薬品工業株式会社(現アステラス製薬)から、地域の皆様の健康を守る使命を受け継ぎ、現代表・成岡厚英が3代目に就任
現在に至る