テリーヌって何?



店長の山田です。

メニューに
「野菜のテリーヌ」とか
「三元豚のテリーヌ」という
メニューがあるんですが、

よくお客さんに
「テリーヌって何?」
って聞かれます。

フレンチのお店や
結婚式の披露宴の
オードブルの料理名でも
よく見かけますよね。

テリーヌ型と呼ばれる↑、
長方形の陶器の型に
入れて作った料理のことを
テリーヌと言います。

もともとは冷蔵庫が
なかった時代に野菜や肉、
魚の半端な部分をミンチにし
テリーヌ型に詰めて
オーブンで焼いた料理で、

残り物を無駄にしない
保存食として考え出された
料理だったようです。

今ではもっと洗練されて、
フォアグラを使ったり
野菜をコンソメゼリーで
固めたりと、華やかで
色鮮やかなテリーヌも
考え出されました。


そんなわけで
今回はテリーヌのご紹介です。

7種類の野菜と柔らかく
煮たアナゴをシイタケの
出し汁ゼリーで固めた
テリーヌ。

まずシイタケを煮て
シイタケ出し汁を作ります。

ヤングコーン、人参、オクラ、
キャベツは茹でて、
ナスとパプリカは直火で焼いて、
焦げた皮をむき
シイタケ出し汁につけます。

アナゴは下処理をしてから
酒、しょうゆ、みりんで作った
たれで柔らかくなるまで
煮ます。

最後にゼラチンで固めた
出し汁と一緒に型に
詰めて冷やし、24時間以上
かけて味を落ち着かせます。

うーん、難しいですね。

ひと晩おいたカレーって
美味しいですよね♪
そんな感じです。

口に入れた瞬間、
煮たシイタケ、茹でた野菜、
焼いた野菜と香りや食感と
アナゴのコクが混ざりあって、

「これは口の中に広がる
野菜の小宇宙や~」
ってなります♪

7種類の野菜とアナゴの
テリーヌ   ¥1200