家づくりへの想い
私の実家は築120年。22坪の土地に16坪の家、5人家族。この狭くてオンボロの家が恥ずかしくて、子どもの頃は友達に見られないように家に駆け込んだものです。 けれども年を取るにつれて、もう一度あんな家に住みたいと思うようになりました。
木製建具、広い土間、障子とカーテンの仕切り、屋根の明かり取り。 天井を貼らない土間は、梁や竹が見えていた。 屋根裏には、お雛様をしまっていた。 必要最小限の間取りだった。
時代とともに家づくりは多様化したけれど、改めて日本家屋の良さを実感しています。
木の家に馴染み、使い勝手の良い木製建具。 バイクなど趣味の部屋やDIYの作業部屋、コミュニケーションの場となる広い土間。 間仕切り壁で玄関と収納を分ければ、自転車やベビーカーの収納スペースにも。 個室を造らない障子やカーテンの仕切りは「ワンルーム式」と呼ばれ、 バリアフリーにも一役買っている。 屋根の明かり取りはプライバシー性と採光性を兼ね備え、天井を貼らない吹き抜けは解放感を生む。 梁や筋交いもあえて見せている。 屋根裏は収納スペースや子供部屋に、最小限の間取りはみんなが集まる多目的空間になる。
屋根の明かり取りを「トップライト」と呼び、天井を貼らなければ「吹き抜け」という。 屋根裏部屋を「ロフト」と呼んでいる。 時代は変わっても、求めるものは同じかもしれない。
先人の知恵を受け継ぎ、その時々にあった家づくりがしたい。 それは
古いものの良さを知り、活かすこと。 新しいものを取り入れて、伝えていくこと。
建築に携わる私達の大切な役割だと考えます。
みさとの家づくり
みさとは、職人歴40年の大工が、古くから伝わる「木造軸組工法」という伝統技術で、一般住宅や店舗の新築・リフォーム・リノベーションを手掛けています。
在来木造の自由度が高く、将来的に修繕もしやすいという特徴を活かし、世代を超えて長く住み続けられる家づくりのお手伝いをいたします。
誰もが、家庭・環境・仕事・年齢とともにライフスタイルが変化していくからこそ、「その時々にあった家」で、心地よく暮らしたいものです。みさとのコンセプトは、お客様の暮らしの変化に柔軟に対応できる家づくりです。
- 結婚・出産で家族が増えたので、部屋数を増やしたい
- 転勤で中古住宅を購入・定住することになった
- 高齢の両親のために、バリアフリーで安全な家にしたい
- 自宅で両親を介護することになった
- 子どもが独立し、夫婦2人で第二の人生を楽しみたい
- いつでも孫が遊びに来れるよう、家をキレイにしたい
かつては「家も古いから、そろそろ建て替えた方がいいのかな」と、思われていた時代もありました。しかし、職人の技術があれば、再生(リノベーション)は十分可能です!
消費の時代から、再生の時代へ。みさとは、親から子へ、子から孫へと世代を超えて残すことができる家づくりをお手伝いします。
- 情緒たっぷり、昭和レトロ・モダンな家
- 大人可愛い、海外風・カントリー調の家
- 木を見せない、モノトーンのスタイリッシュな家
みさとでは、木の家の持つ「自由度の高さ」を活かして、お客様の理想を叶える家づくりプランをご提案いたします。どうぞお気軽に、ご要望をお聞かせください。