現場はチームプレイで

工事が重なり朝から現場周りをしています
ただ今、浴室・洗面室増設工事、浴室・洗面室リフォーム、外壁修繕工事、居室間仕切工事、サンルーム増設工事が同時進行中です。
水道・内装・板金・大工・外構工事など、現場によって入る業者は異なりますが、翌日にはまた別の業者が入るため、打ち合わせや発注を間違いなく行なわなくてはなりません。特に年末は工事が集中しがち、資材メーカーも受注をストップするので、現場を滞りなく進めるためには、業者間の連携がとても重要です
お互い連絡を取り合って進捗を伝えるなど、日頃の業者さんとのチームプレイがものを言います

障子の効果

今から30年以上前に建築させていただいたSさんの建具
「今まで気にしなかったけど、朝日の差し込む障子が素敵だったから写真を撮った」と、スマホを見せてくれました。
30年経った今も手入れが行き届いたSさんのお宅。お家を大切にされているのがよく分かり、私たちも嬉しく思います
現在、日の出は5時ごろでしょうか。
空が白み始め、障子から柔らかな光が差し込む。うっすらと、ほんのりと、次第に白く明るくなっていく障子の中から現れる彫刻と組子の陰影が独特の雰囲気を醸し出します。
日本の建具は本当に繊細で素晴らしいと思います
また、障子はデザイン性だけでなく機能性にも優れています。断熱効果があり、冷暖房が効きやすいというメリットがあることは、意外に知られていないかもしれません。

給湯管取替工事

藤枝市にてSさんの給湯管取替工事を行ないました
昨年夏、給水管が破裂して酷い漏水が発生しました。その時は、大至急修繕工事を行なって事なきを得ましたが、同時に水道屋さんは、Sさんの給湯管のほとんどが床下で引かれていること、増築とリフォームで配管に無理が生じていることを心配していました。
給水管は外部で破裂しましたが、給湯管は内部で破裂する可能性が高いです。しかもガス給湯器は、給湯管が破損して大量にお湯が漏れたとしてもお湯を使っていると判断し、沸かし続けます。沸かしながらお湯が縁の下に流れ出すという重大事態となるため、給湯管の引き直しをご提案しました。先日、無事取替工事が完了しました。これで安心です


浴室床タイルの剥がれ

島田市Wさんのユニットバス床タイルの補修です
浴室本体はまだキレイで全く問題ないのですが、年月とともにタイルが剥がれたり割れたりして、床に関しては不便を感じていましたかといって、浴室全体を交換するのはもったいない。床だけ直せないものかとご相談を受けました。
ボンドで貼り付けただけではすぐに剥がれてしまうし、その他のタイルも既に水が回っていて簡単に取れてきます。
なので、全部剥がして下地を作り、新しいタイルに貼り替えました
既存の床はグレーでしたが今回はベージュ系。壁タイルと同系色になってしっくり馴染んでいます
ーBeforerー

ーAfterー

サッシビートの補修

窓ガラスを固定するためのゴムをビートと言います
ビートは風や雨の侵入を防いだり、窓の開閉時や強風などの衝撃や振動を吸収します。が、経年劣化により、画像のようになっているのをよく見かけます。Sさんは、お家の窓のほとんどがこのようになっていることを心配していました
ビートの交換もできますが、写真のように取れてしまった部分だけカットして、コーキングで補修すると安価でできます。窓ガラス54枚×4(角)、合計216個所を補修しましたこれで安心


雨漏り修理

時々雨漏りのご相談を受けますが、雨漏り個所を見つけるのは簡単ではありません
いつかのお宅は、屋根に10円玉くらいの穴が空いており、こちらはすぐに原因がわかったので修理も簡単でした。その後、雨漏りはありません。
このような事例は稀で、通常の雨漏りは原因を特定するのにある程度の日数がかかります。特に、毎回雨漏りするわけではない、という場合。強い雨なのに今回は大丈夫だった。そんなに強く降っていないのに雨漏りした。など。雨の強弱に関わらず、風向きの影響も大いにあります。

雨漏りの連絡を受けたら、まずは現状を確認する。
次に雨漏りしている日に再度確認する。
天気の良い日に怪しい個所をコーキングする。
怪しい個所とは、雨漏りしている周辺とは限りません。屋根裏の配線を伝って、雨が落ちたところから雨漏する場合もあります。その場合、原因は配線の引込口ですが、雨漏りとはかけ離れた場所だったりします。

多いのは窓まわりのコーキングの劣化。外壁と外壁の隙間、壁や屋根に打った釘穴など、水はどんな隙間からも入り込むから厄介です
何度か足を運び、施主さんに観察してもらい、コーキングをしたらある程度強い雨風を経験させ様子を見ます。
それで雨漏りしなければそこが原因だったと。止まらない場合は、他の原因を探すという消去法になります。
雨が降らない時期では確認ができないため、梅雨時や台風時期、比較的雨の多い時期を経験するとなると、半年・1年がかりになります。
日数はかかりますがそれが一番安価で済む方法。いろいろ試してだんだん工事が大きくなることはありますが、それは最終手段。できるだけ雨漏り修理は小規模に抑えたいものです

暮れのご挨拶

一昨日より粗品とともに暮れのご挨拶にうかがっています
毎年の楽しみでもあるオリジナル粗品づくり今年は3種のドリップコーヒーです。みさと通信を入れて、ちょっとした挨拶文を添えたらなかなかいい感じにできました
今年も31日まで施主さん宅におじゃまします

ログハウスNさん家のストーブ

ログハウスリノベーションでお世話になった川根本町Nさん
昨年12月初めに入居され、1年が経とうとしています
春は桜、夏はバーベキュー、そして秋は紅葉四季を身近に感じられる絶好のロケーションですが、とにかく冬は寒かったそうで・・・
入居前は、ログハウスから3分ほどのマンションにお住いでしたが、体感温度で2℃くらい低かったそうです。
今年はストーブ必須とのことで、6月にストーブを設置し、完成後の写真を送っていただきました設置時は扇風機が活躍中でしたが、そろそろ暖が恋しい季節になりました。素敵な画像ありがとうございます


ユニットバスのこと

最近のお風呂選びの傾向がすごくシンプルになっていると感じます。
床暖房・換気乾燥暖房機・断熱・保温性を重視する反面、カウンターや棚・ミラー、時には窓も要らない、というお施主さんもいます。
・・・というのはお掃除面。カウンター裏側のカビ、棚のぬめり、ミラーの水垢、窓まわりの汚れなど、極力お掃除を簡単にしたいという考えからだと思います。
以前は換気や採光のため、浴室に窓は必須でしたが、核家族や共働き夫婦が増え、窓を開けっ放しにするお宅は少なくなりました。
お風呂は夜入るから明るくなくていい、換気扇があるから窓は要らない。
窓があるとブラインドや目隠しが必要になるから窓は要らない。そんな声も聞かれます。
棚やミラーやタオル掛け、収納も、マグネットタイプの物が数多く売られており、後からいくらでも取り付けができ、お掃除もとっても簡単になりました。

ユニットバスが普及して30年くらいでしょうか。当時、半永久的と言われ、何て素晴らしい、と感動したものですが、最近は、在来からユニットでなく、ユニットからユニットのお施主さんも増えてきました。住宅設備は日進月歩。商品も流行も考え方も変わるんだなぁ、と実感しています。

表替えしました

築11年のわが家、畳の表替えをしました
(傷みが少しであれば裏返しもできます。既存の畳表を使用するので、安価でできます
表替えをした畳は本当に気持ちが良く、色も香りも最高
落ち着いた薄ピンクのへりは、収納の市松模様と相性が良く、とても気に入りました