アーモンド香あふれる良質なオレンジワイン
熟れた白桃やプラムのような果実香を主に感じる。マーガレットや白いバラといった花の香りも感じ取れる。
アフターテイストとしてアーモンドのようなナッツ香も持ち合わせている。
豊かな果実味としっかりしたボディが口いっぱいに広がる。
硬質なミネラル分がしっかりした伸びのある酸味と共にこのワインの骨格としてしっかりと支えている。
程度の余韻を楽しむことができる。
750ml [白・オレンジ]

トレ・モンティの葡萄畑は2箇所に分れている。一つはカンティーナがありソット・ゾーナのセッラ区画内のイーモラに30haを所有。もう一つは30kmほど南下したソット・ゾーナのオローリオ区画内のフォルリに28haを所有。前者は標高120m超で斜面はおおむね南東で、石灰とシルトを多く含む粘土が主体。後者は標高150ｍで南斜面で、土壌は砂質を多く含む粘土。2013年には無農薬栽培の認証も取得している。
取り組みの一環の中で先述のSO2フリーへの挑戦で新たな経験を積み、それを進化させて新たにアルバーナの可能性を示すワインとしてアンフォラを使用したワイン造りを開始した。その5年前に訪問したジョージアでのワイン造りに衝撃を受けた彼とこの地の精力的な他の生産者5名は共にジョージアの醸造家の指導の下で現地の甕を使用して挑戦を始めることとなった。年産1500本で2013年にスタート。これまでのアルバーナの個性とは別の姿を見せる高い魅力のワインを完成させた。今日徐々に数量も増やしている