子どもに振り回されない子育てをしたいママへ①

こんにちは♪
千葉県いすみ市
もと中学校教師、今はチャイルドセラピスト&メディカルアロマサポーター
中村清美です。(*^-^*)


今回は、ちょっと耳が、心が痛いお話かもしれませんが。(^^;)
でも、本当に子どものことを想い、自分らしい子育てがしたいママさん
読んでみて下さい。

お子さんが小さいと、ゆっくり買い物ができなかったり
お出かけしても欲しいものが見れなかったり、
家にいても「あれやって、これやって」とか「これしてあげなくちゃ!」
とか、いつも自分の時間を奪われてしまう気がしませんか?

お母さんなんだから、これくらいしなくちゃって頑張りすぎていませんか?
それをしてあげるのが子どものためって思っていませんか?

子育てのベースは0~7歳まででできあがります。

この時期の関わり方が、思春期以降に大きく影響してくるのですが、
その時にはもう親もどうしていいのかわからないことが多いのです。

さて、一昨日のことでした。
スーパーに買い物に行き、レジに並んでいると子どもの声が聞こえたので、
何気なくそちらを見ると3歳くらいの男の子とママさんがいました。
男の子はお菓子を見つけて手に持ち、それを見てママは「買わないよ?」
と一言。

その瞬間、男の子は『や~!!!<(`^´)>っと(ギャー!かも)叫びました。

この後、皆さんならどうしますか?

① 今日は「買わない」と言ったので買わない。

② ギャーギャー騒がれると面倒なので、買う。

③ きちんとお子さんに「なぜ買わないのか、ここはどういう場所なのか」
 ママの気持ちを伝えて買わない。

④ その時の気分で買ったり買わなかったり。


どれが一番多い対応でしょうか?

ちなみに、私が見かけたママさんは②で、黙ってお菓子をかごに入れると
お子さんはぴたりと泣き止みました。

このママさんを責めるつもりは全くありません。
私もよくやっていました。(^^;)
その時は、それでなんとかなるので楽なんですよね。

でも、この瞬間お子さんの中で
「ママは買わないと言っても泣いて騒ぐと思い通りにしてくれる」
と言う『デビルチャイルド』が着実に育って行っています。
まさに大人を振りまわす土台ができるのです。

そして、ママの中にも記憶にはなくても、実は子どもの頃に親を振り回してきた
『デビルチャイルド』『デビルベビー』がいたりします。
その時の「ちょっとくらいいいでしょ」「これくらい嘘ついてもいいでしょ」
何て言う、ちっちゃなわがままが拡大して子どもに投影されてきます。
だから、罪悪感もあってしっかりとお子さんを叱れないのですね。

私もそうでした。
子どもが小さいと、つい可愛くて買ってあげたくなったり、
自分が買ってもらえなかったと思っていると、子どもには買ってあげたいと
思ったり、してあげたい、やってあげたいと思います。

そして、スーパーなどで騒がれると面倒だし早く買い物終わりたいので、
「これくらいいっか」と買ってあげてました。
それが『愛情』だと勘違いしてました。

『勘違いな愛情』=『デビルチャイルドのエサ』

子どものためなんだから、やってあげたいんだからと言うママさんは
スルーしてくださいね。(*^-^*)
振り回されてクタクタになって、自分の時間も取れなくて、それでも
「こどものために」と頑張ってきたのに、思春期以降にも親を振り回す
子どもにしたくないママさん、読んでください。

①の場合は、お子さんは「ママは自分の思い通りにならない」と学習します。

③は、繰り返しやってあげると、お子さんも納得していきます。

④は、ママ自身が自分の気分で周りを振り回しているので、お子さんも
 周りを振り回すことを学習します。



私も、自分の中の『デビルチャイルド』を見つけて赤面ものです。
私はずっと母から『手のかからない良い子だった』と言われていたのですから。(笑)

つづく

2017年10月19日