そこで今回の『健康ネット』ではそんなススカビの除却法をお知らせします。

先ず、このススカビの胞子は外から入り込んで、石鹸カスや洗い落とした垢などを養分として繁殖します。カビの菌であるアルテルナリアに水分、養分、温度、空気の4条件が揃い、7日後に縦型に菌糸を伸ばします。このカビの胞子は目には見えませんが、菌糸が増えてコロニー化すると、ススカビとして人の目に映ります。
解決法としてはカビの胞子を減少させ、水分と養分を与えず生育を止める事です。
①入浴後には石鹸カスなどが飛び散った所を洗い流し、モップなどで水分を拭き取る
②バスルームから出る時に窓とドアは閉め換気ガラリを開け、浴室内が乾くまで換気する
③ススカビを繁殖させてしまった場合、殺菌、漂白、除去、防カビの手順で除去対策する
④ススカビが繰り返し出てくる目地と蓋裏は毎日50℃以上のお湯を数秒程度かける
⑤毎日が難しくても必ず7日に1回は50℃以上のお湯を数10秒程度かける
記;健康住宅アドバイザー(116-116271)堀切 茂俊)