そこで今回の『健康ネット』では安心入浴法をお知らせします。

意外にもお風呂での不慮の事故のNO.1は溺死です。これは寒い脱衣所で服を脱ぎ、早く温まろうとお湯に飛び込む様な入浴をすると、たちまち血管が拡がり、血圧が急降下する事で意識を失い、水没する事故に見舞われます。意識を失う訳ですから、注意のしようがないので、入浴スタイルを見直さなければなりません。
解決法としては洗面所とバスルームの部屋温は19℃以上にそして湯船の中の湯温は41℃に設定する事です。
また、以下の入浴スタイルは見直す必要があります。
①脱衣から入浴までは早い方だ
②洗髪や体洗いは入浴後である
③入浴時間は長い方だ(10分以上)
④入浴から着衣までは遅い方だ
⑤食後すぐに入浴する
⑥飲酒後すぐに入浴する
最後にひとり住まいの方は仕方ありませんが、お風呂に入っている事を誰かが知っている方が、緊急の対応に時間を要しないことも知っておきましょう。
記;健康住宅アドバイザー(123-123001)田中 宏典<