
蚊はその種別により病気を媒介します。日本脳炎を媒介するコガタアカイエカやデング熱を媒介するヒトスジシマカなどは徹底した殺虫行為が必要です。イエカへの対応は屋外の水溜まりを無くすことが賢明ですが、半径20mともなれば難しいかも知れません。また、人が空気(酸素)を吸い、二酸化炭素(CO?)を排出する呼吸は止められませんが、換気量を増やす事で気中濃度は減少出来ます。
簡単な殺虫方法は噴霧式殺虫剤や蚊取り線香ですが、化学物質の温床を受ける事は必至です。臭気で忌避するものなども販売されてますが、先ずは発生を抑え、窓からの飛び込みや帰宅時に付着しての連れ込みなどでの侵入は注意を要します。
以下の生活スタイルは必携です。
1. 庭に放置したバケツや植木鉢は片づける
2. 雨樋、側溝、排水路はゴミと水溜まりには注意する
3. 集水桝はゴミ等の清掃を行い、ふたの穴は塞ぐ
4. 引違窓は網戸側を開閉、網戸は正しく嵌める
5. 足臭対策で靴下はこまめに履替え、靴の中を乾燥する
6. 体臭対策で夏は汗をこまめに拭き、発汗を抑える
7. 身に着けている服装の色を白っぽくし黒色を避ける
記;健康住宅アドバイザー(103-030205) 安藤 研治