寒くなると外での活動が減る為に静寂となり、室内の音の方が気になる様になります。そんな時に住まいの一部や何処と限定出来ない音を感じる事があります。これは不思議音と呼ばれ、建物の構造材の戻りや何かしらの変化もしくは自然の影響で起きるものです。その現象を不思議音といいます。
そこで今回の『健康ネット』で現象をご紹介します。
建物の構造的に問題の無い不思議音の悪影響はありませんが、住まい手がこの現象が起き得ることを知らず、突然に遭遇すると大きな不安を感じてしまいます。以下にその不思議音の名称と聞こえる擬音をご紹介しますので、記憶に留め措かれれば良いかも知れません。
以下が住まいで聞こえる代表的な不思議音です。
1.温度変化で部材の膨張・収縮時…家鳴り(ビシッ、バシッ)
2.広々とした平行な壁面での反響音…フラッターエコー(ビ~ン、バァ~ン)
3.室内の隅角部に集まる低温の響き…ブーミング(ブ~ン)
4.水やお湯を急に止めた時に蛇口付近で打撃音…ウォーターハンマ―(コン)
5.サッシやドアの微小な隙間の吹込音…笛鳴り音(ヒュ~)
6.ルーバーや手摺に正面からの強風時に通過音…風切り音(ブ~ン)
記;健康住宅アドバイザー(118-118268)埴淵 晴男)