1~2月の寒い夜に窓に起きるこの現象は誤解を受けやすい。それは窓廻りから冷たい隙間風が入ってくる為に、部屋が冷やされているという誤解です。確かに窓の下方に手をあてると冷気を感じますが、それは外気で冷やされた窓ガラス面やサッシにて冷やされた空気が下がり、手にあたっているものです。
そこで今回の『健康ネット』では安心その対処法をお知らせします。
隙間風と下がってくる冷気とでは対応策が全く違ってきます。先ずはカーテンの裏側と窓ガラス内面の間で起き得る現象ですから、カーテンの内側に対応策を講じても効き目はありません。また、床面までの窓ガラスだから発生するという認識も誤りで、腰高の窓でも起き得ます。この様な現実を踏まえて対応策を考えなければなりません。
解決法としてはカーテン取付の工夫になります。
①この時期は厚手のドレープに取り替える
②レースカーテンも遮熱断熱対応に替えるのも効果はある
③窓が腰高であってもドレープは床までの高さに裾が床に就く長さにする
④カーテンの上端に空気が入らない様な蓋を設ける
⑤下端に冷気を止めるカバーを設けるなら、カーテンより室内側に取付ける
記;健康住宅アドバイザー(115-115236)栗原 潤一