この時期に眠れないと悩む方が多くいらっしゃいます。そもそも、眠れない人を分けてみると寝つきが悪い、 眠りが浅い、眠りに就いても直ぐに目が覚めるの3タイプがあります。逆に良く寝たと思える時はこの3つを全てクリアした時ですから、元々ハードルは高いのです。また、関係する住環境も、空気、温熱、光視、音振動と幅広く、防虫や防カビなども影響します。
そこで今回の『健康ネット』ではその対処法をお知らせします。
眠りを途中で遮られる事は不快です。特に感覚に働きかけられた目覚めは不快感が増します。具体的には暑いとか寒いで目覚めない様な工夫をしましょう。逆に意識に働きかける目覚めは爽快な目覚めと感じる様です。具体的には好きな音楽を目覚ましにしたり、体力作りのルーティンの為に目覚める、などは効果的です。
以下が健やかな睡眠での注意点です。
1.午前中の日の光を浴びて睡眠ホルモン(メラトニン)を醸成させる
2.季節に応じた寝具や寝装をこまめに入替え、深部体温を一定にする
3.夏冬では昼夜の長さが違うので活動と睡眠の時間帯を変える
4.睡眠の2時間前から強い蛍光灯色は浴びないなど眠れる準備をする
5.真夏や真冬のエアコンはタイマー切でなく風向や風量を小さくし夜連続運転する
記;健康住宅アドバイザー(108-080439)和田 伸之