誰に尋ねても嫌われる害虫のNO.1でもあるゴキブリ。私たちが目にする大きな種類は2つで、チャバネゴキブリとクロゴキブリになります。この2つは似て非なる不快害虫ですが、暑くて湿度が高くなるこの3ヶ月間に出没します。
そこで今回の『健康ネット』では侵入防止法をお知らせします。
ゴキブリは家屋内で繁殖するよりは外から入ってくると考えてください。普段は暗くてジメジメしたところで潜んでおり、35℃を超える気温や酷い雨を避けて、建物に浸入してきます。その侵入口はサッシの下端に設けられた水切りや配管を通す為のスリーブなどの隙間で驚くほど素早い動きとなります。その隙間から外へ流れる生活臭を嗅ぎ分けて入ってきます。天敵には益虫のゲジゲジがいますが、これは自然の摂理に任せるとして、解決法は発生を許す場所を作らない事と呼び込む様な生活行為をしない事になります。
また、以下の生活スタイルは必携です。
1.生ゴミは誘引に繋がる為、溜めることなく毎日捨てるか、密封しておく
2.シンク廻りの水気はエサとなる為、念入りに拭取る
3.調理後、飛散ったゴミ等が残らない様に清掃を行う
4.換気扇からの侵入を防ぐため、防止ネット等でカバーする
5.窓、配管廻りの隙間をスポンジやテープで塞ぐ
6.結露水や埃に含む水分もエサとなる為、水蒸気は換気で排出する
7.ダンボールなども好物であるため、必要以外は破棄し屋内外には置かない
記;健康住宅アドバイザー(103-030205)安藤 研治