これから春に向かい室内温度は上がり、ホルムアルデヒドの放散量も上昇します。この様な状況を踏まえて、建材の規制と24時間換気の設置を設けて室内濃度の上昇を防いでいます。室内濃度は建材の表面積と放散速度を部屋体積及び換気回数で除して計算します。つまり、狭い部屋とか給気口のないこの様なスペースでは濃度が高くなります。
そこで今回の『健康ネット』ではその対処法をお知らせします。
この様なスペースとはウォーキングクローゼットとか書斎、ホールなどになります。家具の配置などで不用意に給気口を塞いでも同じ様な状況になりますので注意が必要です。
以下が生活での配慮項目です。
1.この様なスペースでの滞在時間・作業時間を極力減らす
2.この様なスペースに面した部屋の扉を普段は開放しておく
3.長時間滞在の場合はサーキュレーターなどで換気流を作る
4.日和見者や子供や幼児を遊ばせたり、寝かせるのは止める
5.多くの空気清浄機は化学物質除去や部屋全体に対応してない
6.このようなスペースで開放型暖房機器は使わない
記;健康住宅アドバイザー(116-116127)岩山 遼太郎