
寒い冬のトイレで起きやすい家屋内事故は脳血管障害です。暖かい部屋から、廊下、洗面、トイレへ移動すれば低い温度空間へ向かう事になります。また、これに布団から出る事を想定するとかなりの温度差が考えられ危険なダメージを伴います。
以下が生活での配慮項目です。
1.寒い夜のトイレにはパネル型のヒーターもしくは1帖の電気カーペットを点けておく
2.電気やガスの小型ストーブや人感型のファンヒーターではトイレ内全体を瞬時には暖めないので注意する
3.冬のトイレには必ず上着をはおり、ネックウォマーや厚手のソックスを身に着ける
4.便秘や頻尿の人は必要以上に頑張らず、タイマーなどでトイレ内滞在時間を決める
5.万が一を考え、トイレに立つことを周りの人に告げ、内開きのドアは閉めない
記;健康住宅アドバイザー(108-080439) 和田 伸之