最新のお知らせ
2023年6月20日 : 健康住宅の日(6月20日)
今日は「健康住宅の日」です。
住宅の健康とそこに住む人の健康を守るために、業種を超えた専門家が集まり研究活動を行っている大阪に本部を置くNPO法人日本健康住宅協会が制定しました。
研究活動の成果は住宅関連の問題解決に役立てられています。

日付けはカビをはじめとしたさまざまな健康被害が懸念される梅雨の時期からとなります。記念日に合わせて住宅見学会やセミナーなどを行います。(記念日辞典・創元社より
2023年6月7日 : カビ(6月7日)
6月 カビ
「環境やヒトに優しい防カビ剤を紹介します!!」
カビは,家の中の様々な場所に発生します。浴室や台所,下駄箱や冷蔵庫,押し入れや寝室など挙げればキリがありません。カビが発生しますと,黒くて不潔になり,嫌な臭いを出したりします。胞子を撒き散らす場合があるので,健康上も心配です。皆さんは,カビに対してどのような対策をとられていますか?
代表的な対策として、お掃除、乾燥、防カビ剤の3つがあります。
お掃除は確実にカビを除去できる効果がありますが、手間がかかりますし、体にも負担がかかるものです。
換気扇を回したり窓を開けて湿気をだしてやることで、カビの発生を防ぐことができますが、屋外の砂埃や花粉が入ってきたりします。
防カビ剤は便利で安価ですが、化学薬剤を使ったものが多いので、環境や体に悪いイメージがあります。

カビで黒く汚れた部分の顕微鏡写真
ところが・・・環境や体に優しい防カビ剤もあるのです。
それはハーブやポリフェノール,カテキンなどの天然由来のものです。ハーブについては,愛好家の方も多くいらっしゃいます。ポリフェノールは赤ワイン,カテキンはお茶などに含まれており,皆さんの身近にあり,親しみやすいものです。
ハーブなどは清涼感のある香りを出すので,消臭効果やリラックス作用もあります。まさしく一石二鳥の対策法として期待できるのです。カビ対策を意識したハーブの使い方として,市販のエキスを霧吹きで浴室や台所にまいたり,ハーブの木そのものを押し入れや下駄箱の中に置いたりします。こうすることで,カビの発生が少なくなることが期待できます。4月や5月はさわやかな季節ですのでカビに悩まされることは少ないですが,梅雨時期はカビの出番です。
ハーブの香りを楽しみながら,リラックスして梅雨時期に備えましょう!

ローズマリー(ハーブの1種)
カビにはもう1つの顔があります。カビは私達の生活にはなくてならないのです。日本酒、鰹節などを作るにはカビの助けが必要です。抗生物質などの医薬品もカビが作りだすものを利用しているのです。私達の生活の縁の下の力持ちとして頑張ってくれています。カビの胞子を顕微鏡で観察すると、その幻想的な姿を見ることもできます。
清潔で健康な毎日を送っていればカビは恐れるに足らずです。カビの力を生活に利用するだけの知恵と余裕を持ちたいものです。

これからが旬のホタルイカ
ホタルイカのわさび醤油で冷酒を一杯。こんなおとうさんの楽しみもカビの恩恵を受けています。
2023年5月6日 : 立 夏
立夏(りっか)とは、二十四節気の一つで暦法上では4月節といい,七十二候では〈蛙始めて鳴く〉候です。現在では太陽が視黄経45゜にあるときと定義されていて今年は5月6日が立夏に当ります。
これからの時期は気温の上昇に伴い、熱中症対策が何かと話題となります。熱中症は必ずしも夏だけに発生する症状ではありませんが、最高気温が30℃を越える真夏日になると熱中症の死亡者が徐々に増え、さらに35℃を越えると急速に増えます。また温度だけではなく、湿度も70%を越えると熱中症の発生件数が多くなる傾向にあるので、注意が必要です。特に夜間の最低気温が25℃以上の熱帯夜では湿度が高い日に熱中症が増加します。

熱中症の発生場所は意外なことに全体の75%が屋内のため、予防には室内の温度・湿度のコントロールが大事です。室内の温度・湿度については政府推奨温度の28℃が一つの目安になりますが、対策として湿度低下と気流により体感温度を下げる事が薦められます。仮に28℃で湿度80%の室内の相対湿度を30%下げて50%にすると、体感温度は約3℃下がります。また扇風機の微風程度の0.4m/sの気流があると、体感温度は2℃程度は違うと言われています。
冷風機能付き除湿機
熱中症の年齢別の発生率をみると、65歳以上の高齢者が約40%を占めています。これは高齢者が「皮膚の温度感性が鈍化し、暑さを感じにくい」「熱を放散する能力が低く、深部体温が上昇しやすい」「筋肉量の減少により体内水分量が減少しており、脱水状態になりやすい」などの生理的な特徴があることによります。
そのため高齢者には家族が「部屋の温湿度をこまめに測ってチェックする」「のどの渇きがなくても定期的に水分補給する」などの配慮をする事が大切です。

2023年4月19日 : シロアリ(4月19日)
4月 シロアリ
~シロアリ前線南下中です~
5月になれば日々気温が上がります。住宅を食害するヤマトシロアリにとっても活動的な時季となります。ヤマトシロアリはほぼ全国に棲息しているだけに、シロアリの被害に遭わないように注意したいものです。そのためには、ヤマトシロアリの習性を知っておくことが大切です。
春の終わりから7月にかけてシロアリの羽アリが群飛来してくる季節となります。ただこの時期にクロアリも群飛します。住宅の被害を防ぐという観点からもシロアリとクロアリの見分け方を知っておくのは大切な情報です。
<見分け方>
①シロアリは4枚の羽がほぼ同じ大きさの形
②シロアリの触角は数珠状で直線、アリはL字形
③シロアリは胸部と腹部が寸胴、アリはくびれがはっきりしている


シロアリの羽アリが飛来してきたのを見たということは、建物に被害が発生しつつあるか、これから営巣する可能性が高いと推測されます。
詳しい調査を依頼されることをおすすめします。
最近ではシロアリ駆除による健康被害も見られる事から、低毒性のベイト工法も登場しており、これは薬剤が気になる方にも安心できる工法といえます。
ベイト工法は建物の周囲に餌木を埋設しておき、シロアリを誘導します。1年に数回の点検管理によって餌木の食害状況を確認し、食害があればベイト剤(毒餌)を投入します。シロアリは餌場に仲間を誘導する習性があるので、薬剤を仲間に次つぎと行き渡らせることができ、最終的に巣を根絶します。
また、お住まいやお庭で気になる害虫を見つけた時には何という名前の害虫なのかどんな害があるのか?を簡単にチェックできる「害虫検索フォーム」を協会HPにアップしています。
「害虫検索フォーム」は、その虫の発見状況や時期、行動、大きさ、色、発見場所などをチェックリストにてクリック頂くことで その虫がどのような害虫か、候補を提示してくれる、というものです。
パソコンにて
http://www.kjknpo.com/html_j/bukai/seibutu/search_form.htm
お気軽に利用して下さい。
2023年4月2日 : CO2削減の日(4月2日)
今日は「CO2削減の日」です。
身近なことからCO2削減に取り組もうと、静岡県浜松市の富士金属工業株式会社(サービス名・ドラゴンパーツ)が制定しました。
自動車リサイクル部品(リビルト品or中古品)での車修理は、新品を使用するよりも大幅なCO2排出削減が出来る事をアピールするのが目的です。

日付けは4月2日(402)で「シーオーツー」と読む語呂合わせからになります。
(記念日辞典・創元社より抜粋)